無精子症と言われた方へ。あきらめる前に知っておきたい「TESE(精巣内精子採取術)」の真実 | 木場公園クリニック-JISART認定 体外受精・顕微授精
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無精子症と言われた方へ。あきらめる前に知っておきたい「TESE(精巣内精子採取術)」の真実

更新日時:2026.09.04
「射精された精液の中に、精子が1匹も見つかりませんでした」

医師からそう告げられた瞬間、頭の中が真っ白になり、「自分は子どもを授かることができないのか」「男性としての自信を失ってしまった」と、深いショックと絶望感を抱く男性は少なくありません。不妊症の原因の約半数は男性側にもあるとされていますが、その中でも「無精子症」という診断は、最も重く心にのしかかる言葉の一つです。

しかし、「精液中に精子がない=子どもを諦めなければならない」ではありません。
精液の中に精子が見つからなくても、精子を作る工場である「精巣(きんたま)」の中には、元気に生きている精子が残されている可能性が十分にあります。そして、その精子を直接取り出す治療法が「TESE(テセ:精巣内精子採取術)」です。

今回は、国内屈指の男性不妊治療の実績を持つ木場公園クリニックが、無精子症の真実と、希望をつなぐTESEの技術について分かりやすく解説します。
  1. 目次

  2. 無精子症には「2つのタイプ」がある

  3. 精子回収率を飛躍的に高める「Micro-TESE(顕微鏡下精巣内精子採取術)」

  4. 「見つかった1匹」を逃さない、ラボ(培養室)の圧倒的検索力

  5. 当院だからこそできる「ご夫婦同時並行」のアプローチ

  6. 「精子がない」と言われても、道は残されている

無精子症には「2つのタイプ」がある

無精子症と一言で言っても、原因によって大きく2つのタイプに分かれます。どちらのタイプかによって、精子が見つかる確率や治療のアプローチが大きく異なります。
  • 閉塞性無精子症(OA)
    精巣の中では正常に精子が作られているものの、精子が通る道(精管など)が途中で詰まっている状態です。
    • 原因: 過去の炎症、手術の影響、先天的な精管欠損など。
    • 精子発見率: TESEを行えば、ほぼ100%に近い確率で精子を採取できます。
  • 非閉塞性無精子症(NOA)
    精子が通る道には問題がないものの、精巣内で精子を作る機能そのものが低下している状態です。
    • 原因: 染色体異常、過去のおたふく風邪(ムンプス精巣炎)、原因不明など。
    • 精子発見率: 精液中には出ないものの、精巣内のごく一部でわずかに精子が作られているケースがあります。

精子回収率を飛躍的に高める「Micro-TESE(顕微鏡下精巣内精子採取術)」

非閉塞性無精子症(NOA)の場合、精巣全体で精子が作られているわけではなく、「ごく一部の場所」でのみ局所的に精子が作られていることがほとんどです。

そこで威力を発揮するのが、当院でも実施している「Micro-TESE(マイクロテセ)」です。

Micro-TESEでは、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用し、精巣内を数十倍に拡大して観察します。精子が作られている可能性が高い「太く白い精細管(精子を作る管)」を目視で慎重に見極め、ピンポイントで採取します。
  • 身体への負担を最小限に: 無駄に精巣組織を大きく切り取ることがないため、術後の精巣機能へのダメージや痛みを大幅に軽減できます。
  • 発見率の向上: 熟練した医師の観察眼と最高水準の顕微鏡技術を組み合わせることで、従来のランダムな採取方法に比べて精子の回収率が劇的に向上します。

▶︎ 関連記事:「精子がいない」と言われたら。無精子症から父になるための高度顕微授精(TESE)
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「見つかった1匹」を逃さない、ラボ(培養室)の圧倒的検索力

Micro-TESEの手術でどれだけ丁寧に組織を採取しても、最終的にそこから精子を見つけ出すのは「胚培養士(エンブリオロジスト)」の仕事です。

非閉塞性無精子症の場合、採取した組織の中に存在する精子の数はごくわずかです。広大な砂漠の中から落とした1本の針を探すような、極めて緻密で根気のいる作業が要求されます。

当院の培養室は、JISART認定の厳格な品質管理のもと、何時間もかけて顕微鏡下で精子を捜索します。
理事長・吉田淳をはじめとする男性不妊専門チームと、高度なトレーニングを受けた培養士チームがタッグを組むことで、「たった1匹の生命力ある精子」を諦めずに探し出し、顕微授精(ICSI)へと繋げます。

当院だからこそできる「ご夫婦同時並行」のアプローチ

男性不妊の治療において最も避けるべきは、「男性側の受診が遅れることで、女性側の貴重な年齢・時間を無駄にしてしまうこと」です。

木場公園クリニックは、女性不妊と男性不妊の双方において高度な専門医療を提供する、国内でも数少ない総合不妊治療クリニックです。
  • タイムロスのない連携: ご夫婦で同時に検査・診断を進められるため、「妻の採卵に合わせて、回収・凍結したTESE精子を使用する」といったスムーズな連携が可能です。
  • 心理的負担の軽減: 男性専用の問診やプライベートに配慮した空間を整えており、「女性ばかりの待合室に入りにくい」と感じる男性でも安心して通院していただけます。

「精子がない」と言われても、道は残されている

「無精子症」という診断は、決して人生の終わりではありません。適切な精密検査を受け、Micro-TESEという高度な技術を適用することで、ご自身の遺伝子を継ぐ子どもを授かったご夫婦が当院にはたくさんいらっしゃいます。

東西線「木場駅」徒歩3分の木場公園クリニックには、大手町・日本橋のオフィス街や、千葉・江戸川区エリア、さらには全国から男性不妊に悩む患者様がご相談に来られます。

他院の精液検査で「精子ゼロ」と言われた方、あるいは「治療法がない」と告げられた方も、どうぞ諦める前に一度、当院の男性不妊外来を受診してみてください。最新のエビデンスと確かな手技で、あなたとご家族の可能性を全力で探ります。
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木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
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様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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