その他の治療

その他の治療

不妊治療には様々な治療がありますが、病気をかかえながら妊娠をめざす場合に、
気をつけておきたいことがあります。
ここでは、妊娠と関係が深い病気についてとり上げます。

主治医に相談が基本。
妊娠後の生活も考えよう

まずは持病の主治医に、妊娠して差し支えないかどうかを相談しましょう。
病気によっては、妊娠しにくい、妊娠すると病状が悪化する可能性がある、妊娠に適さない時期がある。
妊娠中や出産後の体調管理が必要なケースも。
自分の健康状態を保ってこその妊活です。できるだけ持病の主治医と連携できる施設での治療を考えましょう。

甲状腺の病気

甲状腺はのどぼとけの両側にあり、体全体の新陳代謝を促進する甲状腺ホルモンを分泌しています。このホルモンのバランスは甲状腺刺激ホルモン(TSH)で調整されています。
甲状腺ホルモンは高くても低くても妊娠しにくくなります。甲状腺の病気がある人は、まずはその主治医に相談を。調子のよい時期に妊活することになり、妊娠中や出産後の管理も必要になります。
甲状腺の病気は若い女性にも比較的多く、症状がはっきりしない場合は見過ごされることも。
体調が悪い場合は病院で検査を受けてみましょう。

糖尿病

糖尿病の人は、妊娠していい状態かどうか、まず主治医に確認を。糖尿病の合併症が妊娠中に悪化する可能性があり、それを確かめておく必要があります。妊娠初期に血糖値が高いと胎児に影響が出る場合があり、重篤なものは胎児の奇形です。
妊娠がわかったころには胎児の器官形成期を過ぎているため、妊娠前から糖尿病の治療を受けて、計画的に妊娠することが大事です。状態によっては、早産や赤ちゃんの合併症を引き起こすことがあり、妊娠中と産後の管理も必要です。

抗リン脂質抗体

血液中に抗リン脂質抗体があると血栓をつくりやすく、妊娠中に胎児に十分な血液の供給ができず、流産や死産につながることが。
治療はアスピリン療法やアスピリン+ヘパリン療法など。

関節リウマチ(膠原病の一つ)

関節リウマチで薬を服用中の妊娠には要注意。
薬の種類や服用時期によっては胎児に影響を及ぼす場合が。
専門医の指示のもと、きちんとコントロールされていれば妊娠・出産は可能。

乳がんの治療後

乳がんの治療後の妊活について相談する人がふえています。
抗がん薬療法には早発閉鎖を引き起こす副作用があるので、月経が戻っていることが妊娠・出産の条件です。
また、持病で薬剤投与をしているなら、胎児への影響なども確認を。
さらに妊娠前に再発していないことを確認することも重要。
エストロゲンによって増殖する「ホルモン依存性乳がん」では、不妊治療での排卵誘発剤の使用も慎重にする必要があります。
これからがん治療をする場合で治療後妊娠・出産を望むならは、どのような選択肢があるか、事前に主治医に相談しましょう。

精神疾患

うつ病で薬を服用している人は、薬の種類や服用時期によっては胎児に影響することが。
妊娠を望む場合は、あらかじめ主治医に相談しましょう。
男性の場合は、治療薬の影響で性欲減退や射精障害(遅漏)が起こることがあります。
ストレスの多い現代、だれもがうつ状態になる可能性があります。
妊活をしていると子どもできないことでプレッシャーを感じたり、努力を重ねてもいつ妊娠するかわからない不妊治療がストレスになることも。治療の成功率などを知ったうえで、納得して治療を受けることも大事です。

木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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胎児精密超音波検査について

胎児精密超音波検査では胎児の形態異常や構造異常の評価、胎盤臍帯の評価を超音波を使って詳細に行います。
これまで胎児の一般的な超音波スクリーニング検査は妊娠20週前後で評価するのがbestと考えられてきましたが、超音波診断装置の技術の向上と診断技術の改良により妊娠の早い段階で胎児の構造を観察することが可能となりました。

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卵巣刺激
(高刺激・中刺激・低刺激・自然周期)

女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの方の卵巣の状況に応じて刺激法を選んでいます。
当院では高刺激の患者様と低刺激の患者様の割合は半々です。
高刺激と低刺激のどちらがいいのかではなく、体外受精や顕微授精を行う施設として重要なことはいろいろな卵巣刺激法を選択肢として持っていることです。

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