タイミング法の解説や成功率について

タイミング法の解説や成功率について

タイミング法は病院に通わずとも実践できる、最もシンプルな方法です。
自分の体の声を聞きながら、夫婦の関係も見つめながら、効果的に挑戦してみましょう。

タイミング法での重要なポイントを知ろう

月経の周期には個人差があるものの、赤ちゃんを授かるカギを握っているのは、ズバリ、排卵に合わせて精子を送り込むことです。
妊娠が可能な時期を割り出し、その時期に夫婦生活を持つことを「タイミング法」といいます。
まず自分のサイクルを把握し、排卵日を予測することがポイントになります。

排卵日を予測するのはまず基礎体温から

女性は一生に約500回、排卵を繰り返すといわれていますが、自分自身の体のリズムを知るためには、まず基礎体温をはかることがはじめの一歩。人によってさまざまですが、月経周期はふつう26~35日くらいです。
正常な人であれば、基礎体温をはかってグラフにすると、低温期と高温期に分かれ、低温期が終わるころに一度ガクンと体温が低下することもあります。そして、高温期に入るのですが、排卵が起きるのは、このときから高温期にかけてが目安。これだけでは正確な排卵日や時間を特定することはできませんが、3ヶ月くらい基礎体温をはかると、自分のリズムがつかめるようになってきます。
基礎体温をはかるときは婦人体温計を使い、朝。目が覚めたら、布団から出るまでにはかるのがポイント。
体温計は舌下に入れます。つけ方は月経が始まった日を月経周期1日目とし、月経開始日から次の月経が始まる前の日までを1周期とします。

排卵日を特定することが重要なワケとは

なんらかの不妊要因をかかえているカップルやセックスの回数があまり多くないカップルにとっては、確率をより高めるために排卵日を特定することはとても重要になります。

排卵したあとよりも排卵直前のほうがおすすめ

卵子の寿命は排卵後24時間ほど。つまり卵子が卵管に入った時点で寿命が比較的長い精子がすでに待っている状態が理想的だといえるでしょう。
そのためには、排卵後よりも、多少タイミングがずれても受精の可能性がある排卵前にセックスをしたほうがよいのです。これが、排卵直前のほうがおすすめの理由。
排卵日の翌日でも間に合う可能性はありますが、妊娠しやすいベストタイミングは、排卵日前日+排卵日です。

精子をよりよい状態にするためのポイント

精子は実はとてもデリケートにできていて、男性の体調やストレスに影響を受けやすいといわれています。
精子の数や運動率は一定ではなく、ときによってかなり変動します。
また病気にかかっていたり、飲んでいる薬が影響する場合もありますし、タバコ、アルコールも度を超えると悪影響を及ぼします。

排卵日にこだわりすぎず回数をふやしましょう

あまり排卵日にこだわりすぎると、男性ED(勃起障害)を招くこともあるので要注意。
セックスの回数は多ければ多いほどよいといわれています。女性はセックスの回数が多くなるとホルモンのバランスがよくなります。また男性の精子は、長くためていると質が低下します。精子の貯金はできません。出せば出すほど、フレッシュな質の良い精子が射出されます。

妊娠率をあげるために薬や注射を使うことも

一口にタイミング法といっても、そのバリエーションは本当にさまざまです。もし、ホルモンのバランスが悪ければ、薬を使って治療しながらタイミング指導を受けることもありますし、検査で排卵していないことがわかったら、排卵誘発剤を使いながらタイミング指導を受けることもあります。また、きちんと排卵している人で検査をしても原因がよくわからない場合、妊娠率を上げることを目的に排卵誘発剤を使う場合もあります。

タイミング法での成功率は?

妊娠しやすい人が、タイミングのあった性交をすると、16~18%位妊娠すると言われていますが、それは不妊症でない人の場合です。不妊症でない人は、避妊しなければ半年で70%、1年で90%妊娠します。
1年で簡単に妊娠できない人が、不妊症の人です。
不妊症の人が何もせず妊娠する確率は、―周期約2%と言われています。
排卵の薬を使ってもタイミングではせいぜい数%です。

木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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胎児精密超音波検査について

胎児精密超音波検査では胎児の形態異常や構造異常の評価、胎盤臍帯の評価を超音波を使って詳細に行います。
これまで胎児の一般的な超音波スクリーニング検査は妊娠20週前後で評価するのがbestと考えられてきましたが、超音波診断装置の技術の向上と診断技術の改良により妊娠の早い段階で胎児の構造を観察することが可能となりました。

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卵巣刺激
(高刺激・中刺激・低刺激・自然周期)

女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの方の卵巣の状況に応じて刺激法を選んでいます。
当院では高刺激の患者様と低刺激の患者様の割合は半々です。
高刺激と低刺激のどちらがいいのかではなく、体外受精や顕微授精を行う施設として重要なことはいろいろな卵巣刺激法を選択肢として持っていることです。

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