黄体期 | 木場公園クリニック

黄体期

黄体期

黄体期は排卵後に始まります。受精が起こらなければ、14日間ほど続いてから、月経の直前で終わります。黄体期には、排卵が起きた卵胞の破れた部分が閉鎖し、これが黄体と呼ばれる構造を形成して、そこから多量の プロゲステロンが分泌されます。黄体から分泌された プロゲステロンの作用により、受精卵が着床した場合に備えて子宮が準備を整えます。
プロゲステロンは子宮内膜の厚みを増大させ、着床に備えて胚のために水分と栄養素がため込まれます。
プロゲステロンには、子宮頸部の粘液の粘度を高めることによって、新たな精子や細菌が子宮内に侵入できないようにする働きもあります。
さらに、黄体期には プロゲステロンの作用によって体温が少しだけ上昇し、この体温の上昇は月経が始まるまで維持されます。
この体温の上昇を利用して、排卵が起きたかどうかを推定することができます。黄体期の大半にわたって、 エストロゲンの血中濃度は高いまま維持されます。 エストロゲンもまた、子宮内膜を刺激して増殖させます。

エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が上昇すると、乳房内にある乳管が拡張します。その結果、乳房が膨らんだり、圧痛(触れると痛むこと)が生じることがあります。
受精が起こらなかった場合や、受精卵が着床しなかった場合には、黄体は14日後には退化し、 エストロゲンと プロゲステロンの血中濃度が低下し、新たな月経周期が始まります。
受精卵が着床した場合には、胚を取り巻く細胞からヒト絨毛性ゴナドトロピンと呼ばれるホルモンが分泌されるようになります。このホルモンが分泌されると、黄体が維持され、胎児が成長して自らホルモンを分泌できるようになるまで、黄体から プロゲステロンの分泌が持続するようになります。妊娠検査は、このヒト絨毛性ゴナドトロピンの濃度上昇を検出することに基づいています。

木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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胎児精密超音波検査について

胎児精密超音波検査では胎児の形態異常や構造異常の評価、胎盤臍帯の評価を超音波を使って詳細に行います。
これまで胎児の一般的な超音波スクリーニング検査は妊娠20週前後で評価するのがbestと考えられてきましたが、超音波診断装置の技術の向上と診断技術の改良により妊娠の早い段階で胎児の構造を観察することが可能となりました。

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卵巣刺激
(高刺激・中刺激・低刺激・自然周期)

女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの方の卵巣の状況に応じて刺激法を選んでいます。
当院では高刺激の患者様と低刺激の患者様の割合は半々です。
高刺激と低刺激のどちらがいいのかではなく、体外受精や顕微授精を行う施設として重要なことはいろいろな卵巣刺激法を選択肢として持っていることです。

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