理事長あいさつ | 木場公園クリニック 不妊・不妊治療専門

理事長あいさつ

不妊治療はカップルで行なうもの

木場公園クリニック 理事長 吉田 淳

皆さんこんにちは。理事長の吉田淳です。
私は女性・男性不妊症の両方を一人の医師が診察・治療できる施設として、1999年に木場公園クリニックをオープンしました。

従来の不妊治療は女性が産婦人科、男性が泌尿器科と、治療する科や医師が分かれています。
私は、不妊治療において産婦人科と泌尿器科の垣根をなくし、基礎知識を共有し、連携することが重要だと考えています。
この理念のもと、男女ともに不妊症の原因がある患者様が木場公園クリニックに多くいらしています。

不妊症はカップルの病気です。
不妊症の原因は、女性のみ41%、男性のみ24%、男女両方にあり24%、原因不明11%で、男女両方に不妊症の原因のあるご夫婦が約4組に1組あります。
夫婦でよく話し合ってどのような治療を選択するのかを決めることが重要です。
当院では患者様の体の状況にあった治療法を検査結果から分析し選択しています。
女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの卵巣年齢に応じて適切な卵巣刺激(高刺激法・中刺激法・低刺激法・自然周期法)を選択しています。

私たちは、ご夫婦にとって何が最優先なのかを考えながら治療を進めること、 患者様と同じ目線に立つことを心がけています。

2020年 8月
理事長 吉田 淳

木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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胎児精密超音波検査について

胎児精密超音波検査では胎児の形態異常や構造異常の評価、胎盤臍帯の評価を超音波を使って詳細に行います。
これまで胎児の一般的な超音波スクリーニング検査は妊娠20週前後で評価するのがbestと考えられてきましたが、超音波診断装置の技術の向上と診断技術の改良により妊娠の早い段階で胎児の構造を観察することが可能となりました。

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卵巣刺激
(高刺激・中刺激・低刺激・自然周期)

女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの方の卵巣の状況に応じて刺激法を選んでいます。
当院では高刺激の患者様と低刺激の患者様の割合は半々です。
高刺激と低刺激のどちらがいいのかではなく、体外受精や顕微授精を行う施設として重要なことはいろいろな卵巣刺激法を選択肢として持っていることです。

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