新型コロナウイルス感染症に関する当院の方針 (4月7日改訂しました)。 | 木場公園クリニック-JISART認定 体外受精・顕微授精

新型コロナウイルス感染症に関する当院の方針 (4月7日改訂しました)。

新型コロナウイルス感染症に関する当院の方針 (4月7日改訂しました)。

新型コロナウイルス感染症に関する当院の方針(4月7日改訂版)

新型コロナウイルス感染症に関して、通院される患者様におかれましては、いろいろ不安をかかえておられることと思います。

この度、日本生殖医学会より声明が発表されました。『本ウイルスの母体から胎児への感染の可能性が不明であること』、『妊婦において重症化の可能性があること』などから、『医師は不妊治療を延期するかどうかを患者様と相談すること』、および『採卵を予定している場合はできるだけ胚凍結をお勧めすること』などが推奨されています。
(www.jsrm.or.jp/announce/187.pdf)

しかし、2020年4月1日付として厚生労働省から、新型コロナウイルスが妊娠に与える影響について以下の内容がリーフレットに記載されています。
『現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています』、『胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません』、『したがって、妊娠中でも過度な心配は要りません』。
(www.mhlw.go.jp/content/11925000/000620977.pdf)

以下のような方針で当分は診療を致しますので、患者様におかれましては、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

1.当院では今まで通り診療を行います。
治療の継続または一時延期などの判断は当然、医師が相談に乗りますが、最終的には上記の情報をもとに、患者様ご自身の判断でお願い申し上げます。

2.当院では今後も感染防止に最大限の努力を続けてまいります。

①職員はマスクを着用し手洗いを頻回に行います。

②患者様にもマスク着用をお願い申し上げます。マスクを着用されない方は、いかなる理由があっても診療または採卵、胚移植、手術処置をお断り致します。

③患者様におかれましては、来院時に必ず手指の洗浄をお願い申し上げます。

④少しでも発熱・倦怠感・咳・味覚障害・嗅覚障害などの体調不良がある場合は、来院をお控え下さい。

⑤内診時のバスタオル使用は一時中止となります。ご迷惑をおかけいたしますが、可能な限りスカートでの来院をお願い致します。

3.緊急事態宣言が発令された場合の診療予定

体外受精周期は通常通り診療する予定です。診療時間は短縮となるかもしれません。
その他の周期も通常通り診療予定ですが、状況次第で一時中止する可能性があります。

上記はあくまでも予定でありますことを、くれぐれもご了承ください。
変更がありましたら、すぐにホームページに掲示をさせていただきます。

当院では今後も感染予防と情報収集に努め、患者様が安心して治療できる体制を維持して行きたいと考えていますので、ご協力のほどお願い申し上げます。

2020年4月7日
木場公園クリニック院長 吉田 淳

木場公園クリニックの特徴

木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

海外・国内の学会参加による
世界レベルの最先端の治療を追及

開院以来20年にわたり診療で蓄積された診療経験や検査・治療の結果、症例をもとに、
より良い不妊治療の成果を出すために、日々行っている研究や検討を紹介しています。

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着床前胚染色体異数性検査
(PGT-A)

東京の木場公園クリニックは、日本産科婦人科学会から、「反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有用性に関する多施設共同研究」の研究分担施設として承認を受けています。

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胎児精密超音波検査について

胎児精密超音波検査では胎児の形態異常や構造異常の評価、胎盤臍帯の評価を超音波を使って詳細に行います。
これまで胎児の一般的な超音波スクリーニング検査は妊娠20週前後で評価するのがbestと考えられてきましたが、超音波診断装置の技術の向上と診断技術の改良により妊娠の早い段階で胎児の構造を観察することが可能となりました。

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卵巣刺激
(高刺激・中刺激・低刺激・自然周期)

女性の実年齢と卵巣年齢がイコールではないため、それぞれの方の卵巣の状況に応じて刺激法を選んでいます。
当院では高刺激の患者様と低刺激の患者様の割合は半々です。
高刺激と低刺激のどちらがいいのかではなく、体外受精や顕微授精を行う施設として重要なことはいろいろな卵巣刺激法を選択肢として持っていることです。

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