不妊治療は「痛み」との戦い?当院が採卵時の負担を最小限に抑えるために行っている工夫
更新日時:2026.07.24
ネットの口コミやSNSで「採卵が本当に痛かった」「怖くて眠れなかった」といった体験談を目にし、治療に踏み出す勇気が出ずに足踏みをしてしまう方は少なくありません。中には、過去の採卵がトラウマになり、転院や次のステップへ進むのを躊躇している方もいらっしゃいます。
しかし、結論からお伝えすると、適切な医学的アプローチと細やかな配慮があれば、採卵時の痛みや身体的・精神的な負担は最小限に抑えることが可能です。今回は、木場公園クリニックが患者様の「痛みの軽減」と「安心感」のために日々実践している、具体的な工夫の裏側を解説します。
なぜ採卵は痛いのか? 痛みの原因を知る
- 針が刺さる瞬間の痛み: 膣の壁を通り、卵巣に向けて採卵針を進める際のチクッとした痛みです。
- 卵巣が引っ張られるような鈍痛: 卵胞(卵子が入っている袋)から卵胞液ごと卵子を吸引する際、卵巣が刺激されることでお腹の奥がズーンと重くなるような痛みを感じます。
負担を最小限に抑える、当院の「4つのアプローチ」
-
痛みに合わせた、オーダーメイドの麻酔選択
当院では、採卵する卵胞の数や患者様のご希望、過去の治療経験に合わせて最適な麻酔を提案します。- 静脈麻酔(セデーション): 点滴からお薬を入れ、少しウトウトと眠っているような状態で採卵を行います。「気づいたら終わっていた」という状態を作ることができるため、痛みに弱い方や恐怖心が強い方に非常に有効です。
- 局所麻酔: 超音波下で位置を確認しながら、針が通る部分に的確に麻酔を効かせます。意識がはっきりした状態で臨みたい方や、採卵数が少なく短時間で終わる方に適しています。
-
技術の粋を集めた「極細の採卵針」の採用
針の太さは、痛みの強さと採卵後の出血・回復スピードに直結します。 当院では、技術的にコントロールが難しいとされる「極細の採卵針」を積極的に採用しています。針が細ければ細いほど、刺す瞬間の痛みや組織へのダメージを劇的に減らすことができます。これは、熟練した医師の確かな手技と、高い安全管理基準があるからこそ実現できる選択です。 -
経験豊富な医師による「スピーディーかつ正確な手技」
採卵にかかる時間が長くなればなるほど、患者様の精神的な負担や痛みは増してしまいます。 当院では、超音波モニターで卵胞の位置を正確に見極め、「最短のルート」かつ「最小限の針の刺し直し」で、スピーディーにすべての卵子を回収します。医師の圧倒的な経験数が、無駄のない洗練された動作を生み、それが結果として患者様の負担軽減へとつながっています。 -
リラックスして休める「リカバリールーム」の完備
採卵後のケアも、負担を減らすための重要なプロセスです。 採卵が終わった後は、プライバシーに配慮した静かで落ち着いたリカバリールームで、麻酔が完全に覚めるまでゆっくりとお休みいただけます。看護師が常に体調を見守り、お腹の張りや違和感がないか細かくチェックするため、安心してお体を休めていただけます。
「痛くない治療」が、受精卵の質にもつながる
麻酔や技術を駆使して「リラックスした状態」で採卵に臨んでいただくことは、単に痛みを和らげるだけでなく、お預かりする卵子のポテンシャルを損なわずにJISART認定の高度な培養室(ラボ)へと届けるための、医療的なメリットでもあるのです。
▶︎ 関連記事:胚盤胞まで育たない方へ。胚のポテンシャルを最大限に引き出す『培養の技術』
もう、痛みを理由に諦める必要はありません
東京メトロ東西線「木場駅」徒歩3分の木場公園クリニックには、日本橋や大手町のオフィス街から仕事の合間に通われる方、江戸川区や浦安・市川エリアから転院されてくる方がたくさんいらっしゃいます。忙しい日常の中で治療を続ける皆様だからこそ、私たちは「通院のストレス」だけでなく「治療そのものの肉体的なストレス」も極限まで減らしたいと考えています。
過去の採卵で辛い思いをした方、痛みが怖くて一歩を踏み出せない方。当院の初診やカウンセリングでは、具体的な麻酔の方法や痛みを抑えるプランについて、医師や看護師があなた専用のシミュレーションを丁寧に行います。まずはリラックスして、あなたのお話を聞かせてください。
受付・診療時間
| 時間/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
午前
午前8:30-12:00
午後
午後13:30-16:30 |
吉田 関本 巷岡 西川 杉山 | 吉田 関本 巷岡 西川 | 巷岡 西川 | 吉田 関本 巷岡 西川 米澤 | 関本 西川 | 吉田 関本 杉山 岩原 松浦 |
関連するコラム
-
顕微授精(ICSI)のリスクと
木場公園クリニックの取り組み顕微授精は、1992年にベルギーのPalermo博士によって報告された方法で、ガラス製の針を使用して一匹の精子を卵子に直接注入する…
-
顕微授精で妊娠判定が出るまでの流れと
安心できる施設の選び方顕微授精とは、顕微鏡下で採取した卵子にガラス製の針を用いて1匹の精子を注入し、受精卵(胚)を作る治療法です。1992年にPaler…
-
顕微授精を解説!JISARTに認定された”顕微授精品質”を木場公園クリニックで!
顕微授精とは、体外受精の「受精」のプロセスにおいて、単に同じ容器に精子と卵子を入れて受精を促すのではなく、精子を卵子の中に直接注入す…
-
胚盤胞移植とは?妊娠の確率を上げる
体外受精の基礎知識と流れ採卵後「5日後〜着床前」の胚(受精卵)を胚盤胞(はいばんほう)と呼びます。体外受精には様々なタイミングでの子宮移植がありますが、胚盤…
木場公園クリニックの特徴
木場公園クリニックは体外受精・顕微授精に特化したクリニックです。
少しでも安心して不妊治療を受けていただけるよう、
様々なトータルソリューションをご提案・ご提供いたします。

