オジリートドクター®吉田淳のブログ

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Ob-Reproネットワーク研究会この研究会は日本赤十字社医療センターの安藤一道先生と私が世話人となり、分娩を扱っている産婦人科医と不妊治療を行なっている産婦人科医とのネットワークを行う目的で設立されました。7月13日金曜日に、18回目の研究会が九段下のホテルグランドパレスで行われました。不妊治療を行なっている患者様のために、我々土俵は同じ産婦人科医がどのように連携して情報を共有して勉強するかという点で重要な研究会です。昨日も多数の先生に参加していただきました。主催は、注射の排卵誘発剤などを販売しているあすか製薬株式会社です。昨日は二題の講演があり、それらの座長を私が担当しました。一題目は、東京医科歯科大学大学院茨城県小児・周産期地域医療学講座の石川智則先生から、『がん・生殖医療の現状と課題』について講演して頂きました。がんと診断された時にどのように妊孕性(妊娠できる力)を残すのか、その方法や問題点、臨床成績などわかりやすくお話しして頂きました。二題目は、この研究会の世話人である日本赤十字社医療センター周産母子・小児センターの安藤一道先生から、『当センターにおける提供配偶子を用いた妊娠例の社会的背景と周産期予後』の講演でした。40歳以上の患者様が外国で提供配偶子による不妊治療をお受けになった後の妊娠経過について色々な観点から詳細にお話ししていただきました。様々な問題点が浮き彫りとなり、非常に熱いホットなお話を聞くことができました。不妊症治療のゴールは、妊娠・分娩ではなく、産まれたお子様が二十歳になった時にご家族が全員元気でいることだということを再認識しました。#不妊治療 #木場公園クリニック #妊娠力温存#高齢出産

Posted by Intagrate Lite