黄体補充査 | 木場公園クリニック 

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黄体補充査
採卵・胚移植が無事に終了したら、後は妊娠判定を待つだけ…ではありません。 黄体補充を行ないます。
通常、排卵後の女性の体では排卵した後の卵子が入っていた袋(卵胞)が黄体化することをサインに、「子宮内膜の状態を整える」働きのあるプロゲステロン(黄体ホルモン:P)と、「子宮内膜を厚くして、着床の準備をする」働きのあるエストロゲン(卵胞ホルモン:)が多く分泌され、子宮内膜をフカフカのベッドのようにして妊娠のための準備をしていきます。
しかし、卵巣刺激・採卵を行なった場合は、卵子の成長をhMG・hCGで行ない、脳下垂体の抑制をスプレキュアやアンタゴニストで行なうなどのコントロールをしているので、自然に排卵した場合と比較して黄体機能(黄体からのプロゲステロンとエストロゲンの分泌)が低下します。ですから、より妊娠しやすい状態をつくり、妊娠した場合は維持できるよう黄体から分泌しているホルモンの補充をしていく必要があります。
黄体補充というと、プロゲステロンの補充しか行なわない施設もありますが、上記のようにプロゲステロンとエストロゲンの2種類のホルモンの働きで妊娠を助けるので、当クリニックではプロゲステロンとエストロゲン両方の補充を行なっています。ロング法でも、アンタゴニスト法でも両方の補充を行なっていますが、特にロング法のときは必ずエストロゲンの補充もする必要があるといわれています。

木場公園クリニックでの黄体補充方法

hCGはほとんど使っていません。

プロゲステロン(黄体ホルモン)の補充
採卵後2日目にプロゲストン50mgを筋肉注射します。
採卵後3日目からの補充方法は、原則的に患者様に選んでいただきます。筋肉注射を1日1回行なう方法と、膣坐薬を1日2回自分で挿入する方法があります。
プロゲステロン膣坐薬の場合は、膣坐薬を(1回分225mg)1日2回使用し妊娠8週まで連日補充をします。 プロゲストン50mgの筋肉注射の場合は、妊娠5週2日まで連日補充をします。その後は、妊娠5週3日、5週6日、6週3日、6週6日、7週3日にプロゲデポー125mgを筋肉注射で補充します。
プロゲデポーはプロゲストンに比べ作用時間が長いため、プロゲデポーに変更後は連日注射する必要がありません。
エストロゲン(卵胞ホルモン)の補充
採卵後7日目から行なっています。エストラーナ(1枚0.72mg)という貼り薬を2枚貼って皮膚から吸収させます。交換は1日おきです。 エストロゲンの補充は症例によっては、少し早めに始めたほうがよい場合もあります。
ホルモン値の測定
ただ黄体補充をしていればそれでよいという考えではなく、「補充がうまくできているか」を知るために定期的に採血をしています。
hCG投与後は、hCG投与翌日、採卵直前、採卵後3日目、採卵後10日目、採卵後17日目(妊娠判定日)に行なっています。
また、妊娠判定がマイナスだった場合には、黄体補充に問題があったのか、なかったのかを評価でき次のARTに生かすことができます。
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